思春期の子どもとのコミュニケーションについて書きます。
「納得できない大人の当たり前」というランキングがありました。
1、子どもは早く寝なさい
2、言われたことはすぐにやりなさい
3、お兄ちゃん(お姉ちゃん)だからガマンしなさい
4、親の言うことは聞きなさい
5、携帯電話は大きくなってから
6、先生の言うことは聞きなさい
7、好き嫌いはいけません
8、お手伝いをしなさい
9、○○時までに帰ってきなさい
10、○○のテレビ番組を見てはいけません
(日本能率協会総合研究所の協力で実施)
(小学5年生から中学3年生までの男女200人対象。複数回答)
いかがでしたか?思い当たりますか?
どの言葉も命令口調ですね。これでは、子どもは納得できないでしょう。
調査対象は小学5年生から中学3年生の子どもたち。思春期の入り口から真っ盛りですから当然ですよね。
「自分のことを一人の人間として尊重してよ」という、メッセージが伝わってきます。
親ができることは、子どもとのコミュニケーションのやり方をちょっと変えてみることです。
思春期の子どもたちには、大人扱いして「ていねいに」話すように心がける。
わが子だと思っちゃうからいけない。
ポイントは、よその大人と対応するつもりで話すことです。
「子どもは、早く寝なさい」ではなくて、
「そろそろ、寝る時間じゃない?」
よその大人と話すように、ていねいに話していると、子どもの対応が変わってきますよ!!