よく言われるのが、
「やる気を育てよう!」
「自主的な子にしよう!」
というフレーズ。
「やる気を出すには?」というテーマで、
私も記事を書かせていただいたり、お話しもしています。
でも、やる気は、育てられない!!
やる気は、子どもの中にあって勝手に育っていくもの。
ノーベル賞の山中伸弥教授が、
「小さいころから、算数が大好きでした。
いつまでやっていても飽きなかった。
そのかわり、社会は大嫌いでできなかったですね」
とおっしゃっていました。
山中教授にとっては、算数は遊び。
楽しいから夢中になる。
どんな難解な数式の問題であろうと、
いやにならないのは楽しいからなんですね。
楽しいから、やる。
やる気になる。
やる気は子どもの中にあるもので、
何にワクワクするか、
何をやりたいかは大人が与えるものでも
決めるものでもない。
「やる気」はすでに、子どもの中にある
大人はそれを引き出してあげることしかできないのだと思います。
子どもがワクワクして、夢中になることは何ですか?
いっしょ過ごす中で子どもの様子を観察したり、
子どもとお話ししながら聞いてみましょう