先日、ファミレスに行ったときのこと。
隣の席に、3人の男の子連れの家族が食事をしていました。
下は2歳、上は7歳ぐらいかな?
やんちゃで元気そうな男の子たち。男の子3人ですから、大変だと思うんです。
で、食事の間中、ママは、
「さっさ食べなさい!!」
「ちゃんとしないと、置いていっちゃうからね!」
「もう、連れて来ないからね!」
って、もうずっ~~と怒ってる。
子どもたちは、怒られても平気。
『ほんとに置いていくわけない』
ただの脅しと、子どもは見抜いています。
そのとき思ったんです。
ママは疲れているんだな、って。
『言葉だけで脅していると、いざというとき効果がなくなくなるのに・・・』
と思いました。
しかーーし!
私も、そんな「脅し育児」の経験者です
でもある日、友人が子どもを連れて我が家で遊んでいたときのこと。
近所の子どもたちも含めて8名ほどが、ビデオを見ていました。
面白い場面になると、テレビにくっつかんばかりに前に行く子どもたち。
私は、
「後ろに下がりなさ~い!」
「目が悪くなるから下がりなさいよ~!」
声を張り上げていました。
ところが、その友人はソファーに座って
「こっちへおいで~。後ろで見ているほうが目がよくなるよ」
「目がいいと、宇宙飛行士さんにもなれるんだよ~」
と、言っているのです。
ハッとしした私。
「~~するとこんなにいいことがあるよ」
というこの対応は、目からウロコでした。
子どもたちの憧れを刺激するこんな言葉かけ、
夢があって素敵ですよね。
もし、脅し育児をしていたら卒業して、こんな風に言ってみましょうよ