思春期とは、子どもから大人への移行期間です。
「もう子どもじゃない!」
干渉され、子ども扱いされることに抵抗します。
それは思春期の特長が「自我」の増大だからです。
「あなたにはあなたの考えがあるんだよね」と
認められることを望んでいます。
子どもを一人の人間として尊重する話し方のポイントを3つあげてみました。
(1) 子どもの話を聞く
反抗期の子どもであっても、
本心は親と話をしたいし話を聞いてもらいたいと思っています。
まずは、否定せずに聞くこと。
自分の考えをもつようになった子どもの話を
「そうなんだ」
「そう思ったんだね」
キミにはキミの考えがあるんだよねと受け止めて、聞き役に徹して聞くことです。
その上で伝えたいことを伝えます。
しっかり話を聞いてもらったら
「自分のことをわかってくれている」と、
苦いことばも受け止められるようになるのです。
まず、親が話を聞いてあげること。
時間がかかるかもしれませんが、
子どもが心を開いて話をしてくれるようになるには、聞くことなんです。