ことばキャンプの子どもたちのエピソードです。
K君は、とても内気な少年です。
周囲のお友達のテンポにもイマイチ乗れず、いつも黙ってニコニコしているだけ。
あるとき、K君が漢字博士ということを知りました。
お寿司屋さんの湯飲みに書いてある文字なんか、スラスラ読める。
読めるだけじゃなくて、完璧に書ける
「K君!こんな感じを書けるの
スタッフたちも、心から賞賛しました
それに、K君は人の話をよく聞いてくれる聞き方名人。
こちらのことを細かく気遣ってくれる気配り名人でもあったのです。
Kくんには、いいところがいっぱい!
そんなことを、講師は皆の前で伝えていました。
しだいにK君は、発言するようになり、
今では、Kくんは、積極的に手をあげて発言するようになっています。
子どもって、ほんの些細なこと、自信を持つことで、変わるんですね。
自分のことダメだ・・・と思っている子どもでも、
自分のいいところを見つけて応援してくれる人がそばにいたら、変わっていくのです。