新聞の夕刊に、
「母の3割『虐待かも』」という育児調査の結果が載っていました。
福岡市などで無料の育児雑誌を配布する「リトル・ママ」が実施したアンケートより(1103名回答)
「虐待をしたと感じたことがあるか」という質問に、
「ある」と答えた人は、その理由として、
「頭では『してはいけない』とわかっていても、先に手が出てしまう」 と答えているそうです。
「3割が『虐待かも』」と考えている・・・ なるほど、と思いました。
「しつけ」と「虐待」の間で、悩んでいる親はたくさんいます。
よく、マスコミなどで(虐待をした母親に向かって)
「親として失格だ」とか「許せない」という厳しい意見があります。
もちろん「虐待」そのものはいけないことです。
でも、私自身の子育て中のことを考えても、100%母親を責める気持ちにはなれないのです。
多くのママ達は、一生懸命子どもを育てようとしている。
「しつけ」なければ、と思う気持ちと、自分の感情との間で葛藤しているんです。
ときには、「克己心」が試されることも・・・
子育てって、すばらしい仕事だけど、とっても大変なんですよね。
もし、叩いてしまいそうになったら、こんなことをやってみるのはいかがでしょうか?
①できるだけ、たたかないで済む方法を考える
②自分のストレスが子どもに向かっていないか、考えてみる
③たたこうとする前に、「一呼吸」する。
叩いたり、言葉で子どもを傷つけてしまっても、親がその痛みを感じていれば、子どもはわかりますよ!