『暴力を目撃した子どもの心の回復プログラム』のセミナーに参加しました。
NPO法人湘南DVサポートセンター DVDでこんなシーンがありました。
母親が殴られるのを、日常的に目撃している子どもたち・・・
目の前ではなくても、ふすま越しに聞こえてくる、投打する音、母親の小さな叫び声。
物音で、子どもはわかります。 暗闇の中で、子どもたちは息を潜めて夜を過ごす・・・。
母親が暴力を受けている場合、たいていの子どもたちは、母親を守るため、父親の前に立ちはだかり自分で止めようとするんだそうです。
「パパ、やめて!!」と。
そして、子どもも暴力の被害者になってしまう・・・
何もできなかった場合は、母親を守りきれなかった自分を責める。
「とにかく、自分の身を守るんだよ!」
『暴力を目撃した子どもの心の回復プログラム』では、まず子どもたちに伝えています。
子どものけなげさに、胸がつぶれます。
少しでもこうした子どもたちを救えれば、と願っています。