「今月はお金がないから」とこぼしたら、子どもが
「お金は銀行がくれるんでしょ?銀行からもらってくれば?」と言われた、という話をよく聞きます。
お給料は銀行振り込みがほとんどなので、親が働いてお金を得てくれているとという実感がないのです。
その一方で、欲望を刺激する広告が氾濫する中、キャッシング、クレジットといった耳障りのいい言葉で「借金」への抵抗感が減っている現代。
危うさが、子どもたちを待ち受けています。
子どもにはお金のことなど考えずに伸び伸びと育ってほしいと願う親心もわからなくないのですが、
これからの時代を生きる子どもにとって、お金の話をまったくしないのはリスクが大きすぎます。
ぜひ、家族の中でお金について話し合ってみましょう。