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気分で叱っていませんか?

スーパーで見かけた光景。
上りのエスカレーターにのっていたとき、私の目の前に5才くらいの男の子が立っていました。その後ろにお母さんが立っていて、男の子、お母さん、私の順番に乗っていました。

その方は、黙って男の子のことを小突くのです。
何かに怒っていたのかもしれませんが、子どもの肩の辺りをイライラと小さく押すのです。

『危ないな・・・』ヒヤヒヤみていました。

何となく気になって、店内でも親子を目で追っていました。

店内を歩いている間中、お母さんはむすっとしたまま。

子どもは、店内で何かに触れば

「ダメっ!!!」
と言われるし、

ふらふら歩いていると
「こっちへ来なさい!!」
と、怖い声で言われる。

すごい不機嫌な母さんの顔を、男の子はチラチラ盗み見ていました。
いったいどんな行動をとれば、お母さんに叱られないのでしょうか?

子どもは、なんで叱られているのだか原因がわかっているようには見えません。
お母さんにさえ、怒っている原因がわからないで、ただの気分。

ただ「ムカつく」だけなのかもしれません。

男の子は、そんなことになれっこになっているのでしょう。
黙ってひょうひょうとして、そばを歩いていました。
離れないように、くっつき過ぎないように。そんな気の使い方が、痛ましかったです。

親の気分で叱っていませんか?

親の気分で叱っていては、物事の善悪を教えられない。
親の顔色で物事を判断する人になってしまいます。

子どもはみんな、親のことが大好きなんですよ~ドキドキ

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