子どもが小学校高学年にもなってくると、「黙って言うことを聞きなさい」というのでは、子どもは納得できません。
「もう子どもじゃない!」という思いがムクムクと強くなってくるのですもの。
「なぜ」「どうして」とくってかかるかもしれませんね。
問答無用では通じなくなるのです。
そんなときこそ、「親ルール」から「じぶんルール」への話し合いのチャンス!
たとえば、「何で、子どもは早く寝なくちゃならないの?」「大人だけ、遅くまで好きなテレビを観ていてズルイ」
なんて言い出したら、まずは子どもの「考え」を聞くこと。
「あなたは、どう思う?」
「何で早く寝ないといけないと思う?」
子どもが答えたことを「そういう風に思ったんだね」と、ともかく認めるのです。
その上で、親も一人の大人として意見を伝える。
「成長期の子どもは、睡眠時間を8時間が必要なの」
「もうちょっとお兄ちゃんになったら、今より1時間遅くまで起きていられるから」
など、親の考えを伝えます。
子どもは理にかなった話なら聞く耳を持つし、親の考えも聞きたいと思っているのです。
ただ、まず子どもの話をよく聞くこと。
「親ルール」から「じぶんルール」へ。
子どもと話をしながら、導いていきましょう