プレゼン力トレーニング 「持ちネタ」をストック 2006年12月
ワーク 親子で一緒に、考えてみましょう
食事に行ったとき、子どもに自分の分は自分で頼むように、うながしてみましょう。
- 1. あなたの「とくいなこと」「すきなこと」はなに?
- 2. あなたが「最近おもしろかったこと、興味のあること」はなに?
- 3. 楽しいジョーク、みんなに受けるモノマネいくつ知ってる?
- 4. じぶんの名前を人に伝えるときの、楽しいひと言コメントはある?
年末から年始にかけては、クリスマスパーティーやお正月と、何かと人が集まる場が多くなるシーズン。知り合いはもちろん、はじめて出会った人とも楽しく会話が交わせるように、ちょっとしたきっかけとなる話題、場を和ませるジョークや・特技など、会話の「持ちネタ」をストックしておきましょう。
好きなスポーツは、サッカー、バスケット、陸上、水泳、乗馬・・・すきなことは、ダンス、声楽、天体観測、ケーキ作り・・・好きなゲーム、テレビ番組、マンガ、音楽、本・・・何でもいいのです。
じぶんから口火をきると「ボクも、バスケの選手だよ」とか「私もダンス習っているの」などと、共通の話題がみつかって話が弾むかもしれません。
また「おもしろかったこと、興味があること」は気軽に話題にできるし、情報交換の場にもなるので、一挙両得です。「最近、犬を飼い始めたんだけど、うまく躾る方法知らない?」なんて聞かれたら、犬好きの人なら話したくなっちゃいますよね。
私はアメリカにいたとき、はじめての人に自己紹介するとき、
「名前は、shizukaです。shizukaは日本語で『静か・おとなしい』という意味があるの。でもね、私はまったく「静か」じゃなくて、『きっと親の願いでしょう』って友だちから言われてたんですよ」と言っていました。
表情が笑顔になり、「親の願望は、たいてい外れるものよ」なんて返されたり、その場にうち解けた雰囲気が広がりましたので、ずっとこの自己紹介で通していました。
外国の方は、日本の漢字に興味を持っている人が多いので、名前とからめて意味を説明する、オリジナルな自己紹介を考えておくと、じぶんの持ちネタになりますよ。
友人のお子さんは、いつも折り紙を持っていて、機会があるとツルをはじめいろいろな動物を折って披露し、喜ばれていました。海外にお住まいの方だと、いくつかレパートリーがあれば、楽しいパフォーマンスになりますね。
日ごろから、持ちネタをいくつかストックしておくと、いざといったときに慌てることなく、楽しい会話ができますよ。
会話は、言葉の内容ばかりではなく、顔の表情や声のトーン、雰囲気といったことば以外の要素(=プレゼン力)が重要です。じぶんらしい会話の演出、話題もその人の印象に多いに影響を与えます。今月は、プレゼン力について意識してみてはいかがでしょうか。
(JAMネットワーク 高取しづか)